禁煙のメリットと「呼吸で禁煙」するメリット・・・その驚くべき違いは?
「同じ禁煙をするのに、メリットに違いなんてあるの?」
はい、大ありです!
そのわけは、「呼吸で禁煙」する場合、いわゆる吸いたくなる誘惑が消えるうえに、喫煙に対する恐怖感さえあります。
禁煙をしたい人、その大半は我慢したり、辛抱するというプロセスを踏んでいるケースが多いと思います。
しかし、呼吸で禁煙する人は、「比較」する頻度が高くなります。
しかも、吸いたいときは吸うことをお勧めしています。
なぜだと思いますか?
喫煙も一種の呼吸だからです。
呼吸と言うと、空気を吸って吐いて、というイメージがあると思います。
しかし、喫煙者はこのところの認識がとても甘いのです。
喫煙も呼吸である、ということが再認識されると、自分にとってどんな呼吸が一番いいかをいつも考えることになるのです。
そこのところ、もっと詳しく教えてください
そもそも、吸いたくなる「誘惑」という感覚は、タバコを吸うことを我慢している人にしかありません。
我慢・辛抱していない人なら、タバコを吸いたくなったら、ふつうに吸っています。
吸いたくなるのに我慢するという行動パターンがあると、しだいにストレスが蓄積されます。
禁煙は、認知的不協和の解消という心理的メカニズムが働いていて、どちらかを選択し、正当化する必要があるからです。
しかし、我慢するということは、認知的不協和の解消になっておらず、その結果、ストレスとして処理されるわけです。
一定量のストレスは必ず暴発することになります。
それが誘惑に負けることであったり、禁煙をあきらめることであったり、他のこと(飲食など)にアンバランスな影響(暴飲暴食)を与えます。
そこで、呼吸で禁煙という方法は、喫煙も呼吸の一つとみなして、自分にとって有効な呼吸であるかどうかをあなたの脳が見極めようとする働きがあるのです。
ここのところ、お分かりですか?
実験してみよう!
あなたは一日どれくらいの呼吸をしているか、知ってますか?
人間はだいたい1分間に10~20回呼吸していると言われています。
言われています、というのは、人それぞれかなり違いがあるからです。
あなたがどれくらい呼吸しているか、ストップウォッチで測ってみてください。
仮に15回呼吸していたとすると、単純計算で1日21,600回していることになります。
2万回以上、無意識に呼吸しているわけです。
そのうち、喫煙(という呼吸)にどれくらいかけるかというと、これも計算してみてください。
あなたの呼吸のデータが、いろいろわかるはずです。
じゃあ、そのデータをどう活かせば、呼吸で禁煙できるのか?知りたいですか?
呼吸で禁煙するためには、自分自身の理想的な呼吸状態があることを知ること
もしあなたが1日1箱(20本)のタバコを吸っているとしましょう。
1本につき、5回から10回ほど吸っているとしたら、喫煙による呼吸は、
20×(5~10)=100~200回ということになります。
では、間を取って150回としましょう。
すると、150/20000=0.75%
つまり、1%にも満たない呼吸が喫煙です。
一日の大半が普通の呼吸をしているわけですが、残りの1%を取り除くだけ、取り換えるだけで、禁煙は達成されるのです。
禁煙て難しいと思いますか?
喫煙が呼吸だと考えると、本当にストレスが無くなります。
問題は、その150回をどうすれば、普通の呼吸に切り替えるかということだけですね。
あなたの脳をしっかりと騙す
「でも、吸いたくなるのはまちがいないでしょう?」
あなたがそう思っているなら、間違いないことじゃないですか?
・・・
でもご安心ください。
吸いたいなら、吸っていいんです。
でも、そのときに取る態度が、あなたの脳に小さな打撃を少しずつ加えていきます。
どういうことか?
タバコをおいしくさせているのは、あなたがタバコを吸って、リラックス感を感じているからです。
それがストレス解消をしていると勘違いしているだけです。
実際、タバコを吸う呼吸リズム、パターンと同じ呼吸をしても、同様のリラックス感が得られます。
今ここで、タバコを吸っていると思いながら、呼吸してみてください。
おそらく、それなりのリラックス感があるはずです。いかがですか?
でも、この味わいが忘れられないんだよ!
わかります。
だとしたら、それに代わるものを用意してみればいいだけです。
リラックス感と一緒に感じる五感の情報は、脳に伝えられています。
タバコの味が一緒にリラックス感を演出しているので、その味わいが無いとツラくなります。
しかし、それを空気に変えることもできるんです。
空気に変えて、リラックスする呼吸をしてみてください。
今のあなたには、タバコを吸う呼吸と、空気を味わう呼吸という2つの選択肢が生まれたのです。
それをこれから毎日、選択するという作業に入ってゆきます。
あなたの脳は、今から混乱しはじめます。
あなたがタバコを吸いたくなったとき、どちらを吸おうかと選択しようとします。
いままでは、喫煙一択だったのに、呼吸で禁煙という選択肢が現れたことで、
脳はどうすればいいかわからなくなるわけです。
これから、喫煙のたびに、どちらかを選ぼうとするあなたがいます。
選択することを習慣化する
やりはじめは、いくら吸ってもかまいません。
ただし、選択しているという意識や態度を持っていてください。
どちらがいい気分になれるかな、というワクワクするような感覚でいいです。
たとえば、1本吸って、その次に疑似喫煙をします。
そして、どちらがよかった?と、自分自身に聞いてみます。
それをやっているうちに、しだいに疑似喫煙を支持しはじめてきます。
タバコを吸わない呼吸に脳は軍配を上げるようになるのです。
だって、そのほうが体調が良くなるうえに、新しい爽快感や快活感があるからです。
これまで、数多くの喫煙者が呼吸で禁煙してきました。
あなたもようやく、バカバカしいたばこ代金を支払わなくて済みますね。
もうその一歩手前に来ているんですよ。
550円×365日=200,750円/年・・ですか?
10年あれば200万円ですか。あんなものに。
たぶん、もっと値上げは続くでしょうから上乗せがありますね。
それだけあれば、ちょっとしたことはできますよ。
まだ支払いし続ていきますか?
ちょっとしたローン地獄みたいなものですね。
「呼吸で禁煙」のうれしい副作用
少し、呼吸についてお話しさせてもらいますね。
いや、必要ない、禁煙さえできればそれでいい、という方は、スルーしてもらってけっこうです。
でも、呼吸で禁煙には、あなたをさらに善くする副作用ってものがあります。
あなたはこれまで、喫煙という呼吸を何十年としてきたかもしれません。
しかし、その呼吸からタバコがすっぽり消えることで、あなたの体がハイスピードで浄化されていきます。
人間の体はすごい働きをしていて、あなたが浄化を意識するようになると、さらに加速します。
細胞がまだ汚れているうちは、ネガティブな意識や暗いイメージがつきまといますが、
浄化が進むに従い、気分が変わっていき、明るさが取り戻せます。
これは性格的な明るさとは違います。
その大元にある、透明度というべきものです。
実感的には、体が軽く感じたり、寝つきもよくなり、健康実感が高まります。
なので、本当にすがすがしくて、周りの景色さえ変わった感じがします。
それは、あなたの呼吸のせいなのです。気のせいではなくて・・
あなたが自分の呼吸を回復させると、さらに意識が変わっていくのです。
増える呼吸の選択肢
呼吸で禁煙!を始めると、喫煙という呼吸と疑似喫煙あるいはエア喫煙という二つの呼吸の選択肢になりました。
あなたがもし、自分の呼吸の力に気づくと、もっと違う呼吸状態を探り出すことになるでしょう。
私たちが「基礎呼吸」と呼ぶその呼吸は、あなた自身の本来の呼吸でもあります。
人間はそれぞれに何らかの違いがあります。
身長や体重、性格や習慣、趣味趣向といったものが個性をつくり出しています。
その個性を裏で支えているものが何かわかりますか?
お察しの通り、あなたの呼吸です。
呼吸は、その人の状態を常に反映しています。
逆に考えると、自分の望む呼吸をしているなら、あなたは望む状態でいる、ということになります。
タバコを吸わないあなたなら、そういう呼吸で生きているのです。
なので、もし今の自分が気に入らなければ、気に入る自分の呼吸に切り替えるだけでいいです。
ちなみに私の場合、10種類以上の呼吸の形を持っています。
でもその基本となるのが、基礎呼吸です。
肥満になり過ぎて、息することにも大変な人もいます。
受講者の声
感謝呼吸実践会では、呼吸で禁煙!という禁煙法を公開しています。
タバコという嗜好品は、国が認可した言わば麻薬です。
これを止めるのにはふつう、かなりの精神的な葛藤がともないます。
しかし、喫煙自体が呼吸である、という気づきがあると、この精神的な葛藤、あるいは格闘から解放されます。
喫煙者が喫煙によって得られる最大の効果効能は、リラックス効果があるということです。
禁煙するということは、そのリラックス効果を剥ぎ取ることに等しく、よって著しいストレスが発生するわけです。
喫煙によるリラックス効果の代替となるもの・・それがあなたの呼吸の中にあるのです。
呼吸と言っても、自分の呼吸を観察したことがない人がほとんどです。
それは、非喫煙者であっても変わりはなく、人類の9割以上は自分の呼吸で生きていないのです。
”自分の呼吸”を探り当てた人は、間違いなくそれ以降の人生が変わります。
古くは釈迦が、呼吸の効果や精神的な影響について語った経典が遺っているほどです。
ある意味で喫煙者は、”自分の呼吸”を喫煙に見出しているきらいがあります。
なぜなら、喫煙しているときに感じるリラックス感・幸福感は、かなり理想に近い呼吸状態を保っているからです。
しかし、喫煙によるマイナス効果があります。
ニコチンへの依存です。
この依存状態を脱するために、最速かつ効率的なのが、呼吸による禁煙なのです。
これまで呼吸で禁煙に達した人達の話を聞くと、
★これ以上の禁煙方法はありえません。
★絶対に禁煙できないと思っていたのに、できた。信じられない事態が発生しています。
★やめる気なんてさらさらなかったんです。でも試してみたいという誘惑があって、やってみたのが運の尽きでした(笑)。
とまあ、こういう言葉が頻繁に寄せられます。
実際、なんら奇をてらった方法でもなく、やればやるほど納得できる方法なのです。
近年では、喫煙者の行き場がどんどんと狭くなっています。
駅前の喫煙可能なカフェでは、隔離スペースみたいなところで喫煙者がぞろぞろトコロ狭しとひしめいています。
そんなところに入り込んでまでタバコが吸いたい・・
タモリさんが禁煙した話は有名で、吸いたくなったら10〜15分辛抱すれば気が収まる、それまで待つってやつがあります。
さすがと言えますが、これはよほどでないとできないんです。
いわゆる依存ですが、依存度にもよりますけど、意志力を使う必要があるため、ストレスが発生します。
このストレスを打ち消すのが、呼吸で禁煙!という方法です。
順序としては、基礎知識を得てそれから実践に入ります。
なので、取り組んですぐやめる必要がありません。
というより、取り組みはじめたらしっかり喫煙してもらったほうがいいでしょう。
もちろんすでに禁煙しはじめてるのに、無理に吸う必要はありません。
そして、やればやるほど、深みにハマるように呼吸で禁煙してゆくことになるでしょう。
呼吸で禁煙した人に聞くと、自分がかつてタバコを吸っていた記憶があまりないんだよ、って報告を聞いたりします。
これですよね、大事なのは。
古い記憶が喫煙を呼び覚まし、禁煙を挫折させる最大要因なんです。
そして、なんでそういう現象が起こるのか、ご説明しておきましょう。
実は意識のマジックというものが働きます。
呼吸は生命そのものであり、意識の転変の記憶を呼び覚ます装置でもあります。
呼吸の安定が確かなものになってくると、古い呼吸の時代の記憶がごっそり消滅してしまうことがあります。
これが、違うパラレルに移動する仕組みでもあるんです。
もし目が覚めて、すぐにタバコを吸いたくなるのだとしたら、まだ旧式の呼吸の影響が抜けていないので、すぐに新しい呼吸に変えてしまえばよいのです。
どっちを選ぶかはあなたしだいってことです。